3月25日浦辺会長出演のイベントのご案内


13年前、旧著『霊園から見た近代日本』が出た。この頃、世の中の視線は東日本大震災での被災地に向いていた。しかし、平成23年(2011)6月19日付朝日新聞全国版に荒俣宏氏(博物学研究家、小説家)の書評として紹介されたことで注目を浴びた。(末尾に掲載)
新聞に紹介されて数日後、玉利斉(三島由紀夫にボディビルをレッスンした人)から、「これで玄洋社は(マスコミ)解禁だ!」と電話をいただいた。さらに、「これから10年、じっと世の中を見てみろ、絶対変わるから・・・」そう自信をもって言われた。
事実、GHQによって解散を命じられた「右翼団体」、テロ集団との定義付けに変化が生じた。玉利斉の予言は当たったのだ。
その発端となった旧著は在庫切れとなり、増刷を求める声が版元や著者あてに届くようになった。そこで今回、新装版として再刊をした次第。玄洋社が近代化をどのように乗り切ってきたかを俯瞰していただきたい。
浦辺 登
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